このイヤリングのデザインは、画面上の光のピクセルがオンとオフになることによって生まれました。それは80年代のビデオゲーム(アタリなど)の黒い背景や、都市広告のネオン赤灯、さらにはこのデザインに見えるイスラムのモザイク模様の配置からインスピレーションを得ています。
このイヤリングのユニークな特性は、そのデザインのオリジナリティと、2つの別々の部分にあります。最初の部分は耳たぶの表面に対してフラッシュに配置され、耳のエルゴノミックなラインに沿っています。下部は涙滴カットのルビーピースで、耳からぶら下がっています。
上部にはプリンセスカットのダイヤモンドとルビーが使用されています。下部には涙形のルビーが使用されています。基材は18Kゴールドです。
このイヤリングは、春の始まりを視覚的に思い出させ、白とピンクの花の非対称な組み合わせによって興奮を生み出します。非対称でランダムな色のバラエティは、モダンな雰囲気を落ち着かせ、イヤリングの最後に大きな涙を導きます。
このプロジェクトは、2020年にイランのテヘランでデザインおよび製造されました。赤と白のジュエリーの非対称な色配置、これらの石の高さの違い、共通の爪を使用した取り付け、耳の上部のエルゴノミックな配置、涙形の石を下部に吊るすといった要素は、多くのプロトタイプと試行錯誤を経て得られました。
イヤリングの上部の斬新でモダンなデザインと、下部のクラシックなデザイン(涙滴のような下部の吊り下げ)を組み合わせることのコントラストと、高い視覚的ダイナミクスを持つ作品を作り出すことが、このデザインの主な課題でした。
このデザインは、2021年にA'ジュエリー、アイウェア、ウォッチデザイン賞のブロンズを受賞しました。ブロンズA'デザイン賞は、経験と創造性を証明した優れたデザインに授与されます。芸術、科学、デザイン、技術のベストプラクティスを取り入れ、強力な技術的および創造的なスキルを発揮し、生活の質の向上に貢献し、世界をより良い場所にすることを評価されます。
プロジェクトデザイナー: Nima Nazem Zomorodi
画像クレジット: Nima Nazem Zomorodi
プロジェクトチームのメンバー: Nima Nazem Zomorodi
プロジェクト名: Ruby Pixels
プロジェクトのクライアント: Nima Nazem Zomorodi